【元イタリア料理人監修】料理初心者が気をつけること6つ解説! おすすめ調理器具の紹介も!

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料理やってみたいけど、一体何に気をつければいいんだろう。

どうすれば料理上達するのかなぁ

料理初心者におすすめの調理器具とか知りたい!

こんにちは!はじめまして!

元イタリア料理人の平たくみといいます!

美味しい料理をパパッと作れる人ってかっこいいですよね。

料理が作れるようになれば、食費も浮きますし毎日美味しい料理が家で食べられちゃいます。

しかし、料理にはいくつか気をつけなければいけないことがあり、

料理初心者の人は十分注意しないと食中毒や怪我の恐れがあるんです。

そこで、元イタリア料理人の私が「料理初心者の人が気をつけるべきこと」を6つ紹介していきます。

後半では「料理初心者の人が買っておくべき調理道具」も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

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この記事を書いた人

飲食歴6年の元料理人
・渋谷のダイナー
・恵比寿のダイニングバー
・神楽坂のイタリアン  など

どこで働いても長続きせず飲食業に限界を感じる。

仕事ができない自分が嫌だったが「HSP」という気質だと知り、飲食業に向いてないことを自覚。

29歳のときに飲食業をやめて「苦手なことはしない生き方」に方向転換。

飲食業界の人の悩みを解決できるようなコンテンツ作りをしています。

現在はWEBライターとして活動中
・これまで100記事以上執筆
・WEBライター検定3級取得

平たくみをフォローする

【元イタリア料理人が教える】料理初心者が気をつけること6選!

料理を作るシェフ

料理って美味しく作れると嬉しいですよね。

しかし、料理を作るうえで料理初心者は様々なことに注意する必要があります。

ここからは料理初心者の人が気をつけるべきことを6つ紹介します。

  • レシピの分量を守る
  • 生で食べられないものがある
  • まな板と包丁をこまめに洗う
  • 材料の大きさはなるべく揃える
  • 揚げ物は無理して作らない
  • さしすせそを守る

レシピの分量を守る

料理初心者の人が気をつけるべきこと1つ目は「レシピの分量を守る」です。

プロの料理人や料理上手な主婦の方などは、大体の目分量で美味しく料理を作れます。

しかし、それは今までの経験があってできることで初心者の人には絶対真似できません。

料理初心者の人は、まずはレシピの分量をちゃんと守って料理を作ってみましょう。

そうすることで、調味料や食材ごとのおおよその量の目安がわかってきます。

「うどん一人前だったら醤油は2周くらい、白だし3周くらい、お湯は鍋の半分くらいまでかな。」
と感覚で作れるようになっていきます。

料理は「基本が大事」です。

基本が出来ていないと、その料理に合った食材の切り方や下処理、加熱の仕方などが自己流になってしまい、

理想の味には辿り着けないでしょう。

まずはレシピをそのまま真似て作り、慣れてきたら自分なりのアレンジをして料理を楽しんでください。

これは僕がずっと歴代のシェフに言われてきたことです。

イタリアンの巨匠・日髙良実シェフも自身のYoutubeでもおっしゃられていたので

割と料理の真理かと思います!

何も知らないでいきなりオリジナルの料理を作ったって絶対美味しくなりません…

生で食べられない食材がある

料理に使う食材には、生で食べれる野菜やお魚などありますよね。

しかし、実はその中には「生では食べられない食材」も存在します。

生で食べられる食材なのか」事前に確認し、十分気をつけてから料理を始めましょう。

スーパーでよく売っている生で食べられない食材例
  • ジャガイモ 
  • いか   
  • 鮭     
  • イワシ   
  • サバ    
  • もやし 
  • きのこ類

スーパーで売っている捌かれていない魚は基本的に加熱用です。

生で食べると、寄生虫感染や食中毒のリスクがあるので絶対にやめましょう。

刺身用・加熱用とラベルに書かれているので、それに従った料理を作るように心がけてください。

「ジャガイモ」や「もやし」など、毒素を含んだり加熱しないと食べられなかったりする野菜もあるため注意が必要です。

まな板と包丁をこまめに洗う

肉を切ったまな板と包丁でサラダ用のレタスを切ってそのまま食べたら、大変なことになるのはおわかりですよね。

お肉やお魚を切ったら必ず包丁とまな板を洗剤とお湯でしっかり洗い、食中毒にならないように管理しなければいけません。

自分で作って自分で食べるならまだしも、誰かに手料理を振る舞って中毒にさせてしまっては一大事です。

料理初心者の人は、「まな板と包丁をこまめに洗うクセ」をつけるように気をつけましょう。

おすすめの食材の切り出しの順番
  • 1
    生食用の食材

    レタス・トマト・きゅうりなど

  • 2
    加熱用の野菜

    キャベツ・ブロッコリー・じゃがいもなど

  • 3
    加熱用の肉類

    豚肉・牛肉・魚など

この順番で食材を切り出しすると、洗う回数が減るので料理初心者におすすめです。

いちいち洗うのが面倒な人でもこれなら楽しく料理ができますよ。

材料の大きさはなるべく揃える

料理初心者の人は「材料の大きさを揃える」ことを気をつけるようにしてください。

たとえば、チンジャオロースーは全ての食材が細長く作られています。

ですが、チンジャオロースーの中にゴロッとした大きさのピーマンが入っていたら食べづらいですよね。

このように食材の大きさに統一感がないと、食べるときにストレスが溜まり満足のいく食事になりません。

料理を食べるときの想像をして「今作っている料理は食べづらくなっていないか」考えて調理してみましょう。

揚げ物ではなく揚げ焼きから始める

揚げ物は高温の油を大量に扱うため、料理初心者の人は気をつけないといけません。

また、揚げ物は温度を管理できないと衣は焦げて中身は生焼けになってしまうため、難易度も高い調理法です。

たとえば、唐揚げは低温でじっくり火を通して取り出し、油の温度を上げて一気にカリッと揚げると美味しく仕上がります。

しかし、経験がないと取り出すタイミングやどのくらい温度をあげればいいのかわからないので、料理初心者の方には難易度が高い料理です。

ですので料理初心者の人は「揚げ焼き」から始めてみましょう!

トンカツやアジフライなど、平べったくて火の通りが早い料理がおすすめです。

火の扱い方を学び、油の温度の上がり方を覚えたら、

少しづつ油の量を増やして揚げ物にチャレンジしてみてください。

揚げ物は入れる食材によって、

  • 低温(150〜160℃)
  • 中温(170〜180℃)
  • 高温(190〜200℃)

と適切な温度帯が分かれています。

菜箸やパン粉を使う判別方法もあるのですが、

正直わかりづらいので温度計を使って楽に揚げ物を作っちゃいましょう。

味見段階でしっかり味付けしない

料理初心者の人は、味見の段階でしっかりとした味付けにしないように気をつけましょう。

味見段階でしっかりした味にしてしまうと、その間も水分が飛んでしまい味がどんどん濃くなっていきます。

出来上がる頃には味がしょっぱくなってしまうので、味見のときはちょっと薄いくらいで様子をみましょう。

さしすせそを守る

  • さ(砂糖)
  • し(塩)
  • す(酢)
  • せ(醤油)
  • そ(味噌)

料理を作るうえで守るべき順番「さしすせそ」
一度は聞いたことありますよね。 

料理初心者の人は、この「さしすせそ」の順番に気をつけて料理してみましょう。

「さしすせそ」を詳しく解説すると長くなるので簡単にいうと、

「さしすせそ」の順番の理由
  • 砂糖は食材に浸透するまで時間がかかるので先に入れる。
  • 塩は浸透しやすいため砂糖の後に入れる。
  • 酢の酸味は軽く火を入れるとまろやかになるので中盤か仕上げ前に入れる。
  • 醤油と味噌は加熱しすぎると風味と香りが損なわれるため仕上げに入れる。

和食を作るときのお作法ですが、他のジャンルの料理を作るときにも大活躍するのでぜひ覚えておきましょう!

こちらの記事で詳しく解説しています!↓↓

【料理初心者向け】これだけはあったほうがいい調理道具

料理するときって色々と道具がいりますよね。

何を用意すればいいのかわからない方も多いでしょう。

ここからは料理初心者の人が買うべき調理道具を紹介します。

  • 包丁
  • まな板
  • フライパン・鍋
  • 計量カップ・計り
  • 調理器具

包丁

包丁がないと料理は始められませんね。

その中でも料理初心者の人は、「切れ味のある包丁」を購入しましょう。

私はこれまで、多くの後輩や友人に料理の基礎をレクチャーしてきましたが

怪我したくないからそんなに切れない安い包丁でいいかな?

という人が結構多かった印象です。

しかし、実は包丁の切れ味が悪いほうが怪我するリスクが上がってしまうんです。

切れ味が悪い包丁を使うと、食材に歯が通りづらくなり過剰に力が入ってしまいますよね。

すると、食材がズレて力を込めた包丁が指にあたり大怪我をする可能性があがります。

包丁は安いものは買わず6,000〜8,000円程度のものを買うようにしましょう。

また、料理初心者には包丁研ぎは難しいので、包丁シャープナーを使ってみてください。

包丁シャープナーもない場合の応急処置として、

お茶碗の底に刃をこすることで切れ味を一時的に上げる裏技もあります!

まな板

まな板も料理を作る上で必須の道具です。

料理初心者の人は「まな板」も必ず購入しておきましょう。

「せっかくなら可愛いまな板を買いたい!」と思いますよね。

基本的に好きなものを選んでいただいて結構ですが、木製のまな板はあまりオススメしません

木製のまな板はどうしても水を吸ってしまうので、しっかり乾かしたと思ってもカビが生えてきます。

あとは食材を切るときのトントンという音がうるさいので、結構ストレスが溜まります…

私もおしゃれな木製もまな板に憧れて買ったことがありますが、すぐにカビが生え始めてしまいすぐに捨てることになってしまいました…

まな板を買うときはプラスチック製のものがオススメです。

プラスチック製のまな板は取り扱いがしやすく、漂白剤を使った除菌もできるので常に清潔な状態にしておけます。

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フライパン・鍋

フライパン・鍋」も料理するときに欠かせない道具ですよね。

料理初心者の人は必ず用意しておきましょう。

フライパン・鍋も手頃な価格のもので大丈夫です!

ブラナーノ IH対応フライパン26cm&いため鍋28cm(ターナー付) C5136104

「取手が取れるタイプ」のフライパンや鍋をCMや広告でよく見ますよね。

確かに、取手が取れるとそのまま食卓におけて便利なので鍋など食べるときに重宝します。

しかし、炒め物やパスタなど振り回す動作には向いておらず、下手すると取手が外れちゃなんてことも…

このように料理中に思わぬトラブルが起こるかもしれないので、

最初に買うフライパン・鍋としてはオススメしません。

料理を続けられるようになってからサブとして購入するならアリです!

「炒め物は普通のフライパン、煮物は取手が取れる鍋」

など使いこなせるとぐっと料理の幅が広がります!

計量カップ・計量器

料理初心者の方は「計量カップ・計量器」を購入しておくと上達が早まります。

先ほど言った通り、レシピの分量通りに作ることが料理上達の鍵です。

そんなに高いものじゃなくていいので、使いやすいものを見つけましょう。

調理器具

調理器具もしっかり揃えておくと料理中に大活躍します。

その中でも厳選すると以下の「調理器具」は必須です!

  • おたま
  • トング
  • 菜箸
  • ゴムベラ・木ベラ
  • 味見用スプーン
  • ボウル

これさえあれば「和・洋・中」大体いけます!

料理にハマって色々と欲しくなってきたら、そのときに必要な調理器具を買い足しましょう。

まとめ:料理初心者はそっくりレシピを真似しよう

パスタを盛り付ける男性

いかがでしたか?

この記事では料理初心者が気をつけることおすすめの調理道具を紹介しました!

料理初心者の人は、まずはレシピをそのまま真似してみるところから始めてみましょう!

そこに自分なりの食材を加えるだけであなたのオリジナルの料理になります。

ここまでくると料理を作るのが本当に楽しくなるのでぜひ頑張ってくださいね!

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