【料理のさしすせそって何?】覚えれば料理のレベルが一気に上がる魔法の順番を元料理人が紹介!

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こんにちは、平たくみといいます!

料理の「さしすせそ」ってよく聞きますよね。

順番を知っていても、なぜその順番なのかは知らない人も多いんじゃないでしょうか。

実は「さしすせそ」を覚えちゃえば、調味料を自由に扱えるようになり料理の幅が広がるんです!

この記事では、料理の「さしすせそ」を入れる順番ごとに解説していきます。

最後まで読めば、さしすせその調味料の効果や使い方がわかり料理の腕が一気に上がりますよ!

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この記事を書いた人

飲食歴6年の元料理人
・渋谷のダイナー
・恵比寿のダイニングバー
・神楽坂のイタリアン  など

どこで働いても長続きせず飲食業に限界を感じる。

仕事ができない自分が嫌だったが「HSP」という気質だと知り、飲食業に向いてないことを自覚。

29歳のときに飲食業をやめて「苦手なことはしない生き方」に方向転換。

飲食業界の人の悩みを解決できるようなコンテンツ作りをしています。

現在はWEBライターとして活動中
・これまで100記事以上執筆
・WEBライター検定3級取得

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料理における「さしすせそ」とは?

「さしすせそ」の順番
  • さ(砂糖)
  • し(塩)
  • す(酢)
  • せ(醤油)
  • そ(味噌)

料理の「さしすせそ」は、主に和食の煮物を作るときに使われる調味料の名前をもじった語呂合わせです。

この順番には調味料が持つ効果や風味が関係しており、美味しく料理を作るうえでとても重要なポイントになります。

詳しく見ていきましょう!

1.さ(砂糖)

砂糖は、サトウキビやテンサイから取れる糖分を精製し結晶状にした調味料です。

主に甘みを加えるために使われる調味料で、料理やお菓子作りなど使用用途は多岐にわたります。

そんな砂糖は実は塩に比べて分子が6倍も大きく、食材に味が染み込みにくい調味料です。

そのため、砂糖は「さしすせそ」の中で一番最初に入れましょう。

主な砂糖の効果
  • 食材を柔らかくする
  • 料理に照りをつける
  • 保存性を高める
  • 綺麗な焼き色がつく

コクを出したいなら上白糖か黒糖、すっきりとした甘みにしたいならグラニュー糖を使うと料理のクオリティが一気に上がりますよ!

2.し(塩)

は海水を天日干しし塩分を取り出し、精製して結晶化させた調味料です。

塩を使わない料理はほとんどないくらい、料理には欠かせない調味料ですね。

上記の通り、塩は砂糖より分子が小さいため、先に入れてしまうと砂糖が染み込みにくくなってしまいます。

そのため、料理の「さしすせそ」では2番目に塩を入れるようにしましょう。

昔肉じゃがを作るときに、間違って塩を先に入れてしまったことがあります。

気にせずその後に砂糖を入れたのですが、どんだけ入れても甘くならずお肉がパサパサの肉じゃがになってしまいました…

主な塩の効果
  • 食材の余分な水分を出す
  • 臭み取り
  • 食材の色が鮮やかになる
  • 保存性を高める

3.す(酢)

次に紹介するは、穀物や果物から作られる酸味や独特の風味のある調味料です。

酢はそのまま飲むと酸に角が立っているので、軽く火にかけることでまろやかになります。

そのため、酢は料理の「さしすせそ」の中で3番目に入れるようにしましょう。

主な酢の効果
  • 料理に爽やかさを加える
  • 食材の色を鮮やかにする
  • アクを取り除く
  • 殺菌効果

4.せ(醤油)

醤油は大豆と小麦と塩を原料に作られる、日本人には馴染み深い調味料です。

昔は醤油のことをせいゆと書いていたため、料理の「さしすせそ」では「せ」に該当します。

醤油は火にかけすぎると香りを損なうので、「さしすせそ」では4番目に入れるようにしましょう。

主な醤油の効果
  • 料理に色合いを加える
  • 食材の臭み消し
  • 綺麗や焼き色をつける
  • 豊かな香りを加える

5.そ(味噌)

味噌も大豆を発酵させて作られているため、香りの強い調味料です。

味噌は最後に入れて火にかけずに仕上げると美味しく仕上がります。

そのため、「さしすせそ」の最後に味噌を入れるようにしましょう。

主な味噌の効果
  • 食材の臭み消し
  • 保存性を高める
  • 料理に色合いを加える
  • 香りやコクを加える

さしすせそと一緒に覚えておきたい調味料

  • 料理酒
  • みりん
  • うま味調味料

ここからは「さしすせそ」と一緒に覚えておきたい調味料も紹介します。

料理酒

料理酒は米・米麹・塩を主に用いて作られている料理用のお酒です。

料理酒にはコクだしや臭み消しの効果があり、入れるだけで料理のクオリティが一気に上がります。

ただし、料理酒には塩が入っているので、大量に入れてしまうと味がしょっぱくなってしまいます。

料理酒を入れてちょうど良くなるように、薄味にしておくとバッチリです!

また、料理酒にはアルコールが含まれているので、しっかり加熱してアルコールを飛ばすようにしましょう。

みりん

みりんは料理酒同様米を主原料に作られる調味料ですが、主に甘味と照りを出すために使用されます。

ブドウ糖やオリゴ糖など9種類以上の糖分が入っているため、砂糖よりも複雑でまろやかな仕上がりになります。

ただし、みりんは入れすぎると肉を固くしてしまう効果もあるので量には気をつけましょう。

うま味調味料

うま味調味料とは、サトウキビを発酵させて作られるグルタミン酸を結晶化させたもので、うま味を料理に足したいときに使用します。

また、うま味成分は組み合わせることで相乗効果でよりうま味が増すことができます。

キノコから出るイノシン酸や貝類に含まれているコハク酸など、

うま味が強い食材と合わせてうま味調味料を使ってみましょう。

うま味調味料は体に悪い?

うま味調味料は体によくないと聞きますが、実際どうなのでしょうか。

食品衛生法が定める食品添加物の調味料として、厳格な安全試験は全てクリアされています。

国連のような国際的な機関からも安全だと認可されているので、安全に使用できることが国際的に認められています。

さしすせそは必ず守る必要はない

料理の「さしすせそ」は、主に和食の煮物を作るときに美味しく仕上がる順番です。

しかし、普段作る料理には砂糖を使わなかったり酢を使わなかったり、いろいろなレシピがありますよね。

他にも、「さしすせそ」を組み合わせて、合わせ調味料にして使うこともあります。

このように、必ず「さしすせそ」の順番を守る必要はなく、あくまで目安です。

まずは、レシピを通りに作ることを優先し、「さしすせそ」の順番を意識しながら料理を作りましょう。

まとめ:料理のさしすせそは美味しく仕上げるための順番

サムズアップしている料理人

いかがでしたか?

この記事では、料理の「さしすせそ」の順番や一緒に覚えておきたい調味料を紹介しました。

まとめると

  • 料理のさしすせそは和食を美味しく仕上げるための調味料の順番
  • 他の調味料も組み合わせるとより料理の幅が広がる
  • 料理のさしすせそは必ず守らなくてもよい

料理のさしすせそや他の調味料の使い方が身につくと、

蒸し鶏をしっとり仕上げたいから砂糖と塩をまぶして下味をつけようかな。
あ、茹でるときは料理酒も加えて臭み消ししよう!

こんな感じでレシピを見なくても、自在に調味料を扱えるようになります!

ここまでくると、自分なりに料理をアレンジしたり、冷蔵庫に余っている食材で美味しい料理を作れるようになりますよ。

料理が楽しくて仕方なくなるので、ぜひ「料理のさしすせそ」覚えてみてくださいね!

料理
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