「見れるってら抜き言葉?」ら抜き言葉の見分け方をわかりやすく解説 間違えやすい言葉一覧も紹介

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ライティング関連

  • ら抜き言葉ってなんでよくないの?
  • ら抜き言葉の見分け方ってないのかな
  • よく使われるら抜き言葉ってどんなもの?

文章ではNGとされている「ら抜き言葉」

どれが「ら抜き言葉」かわからなくて悩んでるライターの方は多いんじゃないでしょうか。 

僕もWebライターとして活動したてのころは来れるは「ら抜き言葉?」じゃ帰れるは?」と全く理解できませんでした。

しかし、ある方法を発見したおかげで、一発で「ら抜き言葉」を見分けられるようになりました。

この記事では、「ら抜き言葉の見分け方」、よく見られる「ら抜き言葉」の一覧を紹介します。

最後には「ら抜き言葉」に似てる言葉も紹介しているので、最後まで読めばより「ら抜き言葉」の理解が深まりますよ。

この記事を読めば「ら抜き言葉」を理解し正しい文章を書けるようになり、ライターとしての信頼もあがるでしょう。 

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

飲食歴6年の元料理人
・渋谷のダイナー
・恵比寿のダイニングバー
・神楽坂のイタリアン  など

どこで働いても長続きせず飲食業に限界を感じる。

仕事ができない自分が嫌だったが「HSP」という気質だと知り、飲食業に向いてないことを自覚。

29歳のときに飲食業をやめて「苦手なことはしない生き方」に方向転換。

飲食業界の人の悩みを解決できるようなコンテンツ作りをしています。

現在はWEBライターとして活動中
・これまで100記事以上執筆
・WEBライター検定3級取得

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ら抜き言葉とは

「ら抜き言葉」とは、可能の意味の「〜られる」から「ら」を抜いた言葉です。

わかりやすくすると以下の場合が「ら抜き言葉」になります。

  • 見られる → 見れる 
  • 来られる → 来れる

「ら抜き言葉」は昭和初期から話し言葉として浸透し、戦後に日本中に広まりました。

そのあと、インターネットの普及によりメールやSNSを使う機会が増え、話し言葉がそのまま文になる機会が増え、書き言葉でも「ら抜き言葉」が見られるようになりました。

しかし、ら抜き言葉は正しい日本語の使い方ではないので、新聞の文章やビジネスなどの文章ではNGとされています。

国語審議会としては,本来の言い方や変化の事実を示し,共通語においては改まった場での「ら抜き言葉」の使用は現時点では認知しかねるとすべきであろう。

出典:文化庁 言葉遣いに関すること

ら抜き言葉はどうして生まれたのか

「〜られる」には可能・受身・自発・尊敬の表現方法があり、可能の「〜られる」を区別するために「ら抜き言葉」が生まれたと言われています。

さきほどの「見られる」を使い説明します。

  • 写真を見られる  可能表現 〜することができるという意味
  • 人に見られる 受身表現 他のものから受ける表現
  • こちらの資料は見られますか 尊敬表現 目上の人を敬う表現
  • 成長が見られる 自発表現  自然にそうなる表現

このように同じ「見られます」でも4通りの使い方があります。

可能以外の表現は何を伝えたいかわかりますが、可能表現は捉え方によっては受身表現にも聞こえますね。

このときに可能の「〜られる」から「ら」を抜くことで、他と区別してわかりやすく表現しているのです。

「写真を見られた!」→「写真を見れた!」

こちらの方が他の表現も感じず、可能なことが伝わります。

また、スピード感や言いやすさも、ら抜き言葉が生まれた要因といえますね。

ら抜き言葉見分け方

ら抜き言葉は話し言葉として便利な一面、正しい日本語ではないので書き言葉ではNGなんですね。

それでは、ここから「ら抜き言葉」の見分け方を紹介します。

早速見てきましょう。

「〜れる」の代わりに「〜よう」を入れる

ズバリ、「ら抜き言葉」の見分け方は「〜れる」の代わりに「〜よう」を入れるです。

ら抜き言葉と思われる言葉の「〜れる」を勧誘形の「〜よう」に変えても日本語として成立するならばそれは「ら抜き言葉」です。

「見れる」〜れるの代わりに勧誘形の〜ようを入れると

「見よう」となり日本語として成立します。

よって「見れる」「ら抜き言葉」だとわかります。

他にも見てみましょう。

「帰れる」→「帰よう」

「帰れる」「ら抜き言葉」ではありませんでした。

「ら」をつけても可能表現のままか確認する

「ら」をつけても可能表現のままで、文の意味が変わらなければ「ら抜き言葉」になります。

  • 「私は出れる」→「私は出られる」
  • 「今なら変えれる」→「今なら変えられる」

可能の表現のままで文の意味も変わりませんね。

こちらはどうでしょうか。

  • 「家に帰れる」→「家に帰られる」
  • 「速く走れる」→「速く走られる」

この場合だと他の表現に変わり、文の意味も変わり不自然ですね。

この言葉は「ら」を加えても意味は通じますが、可能表現にはならないので「ら抜き言葉」にはなりません。

よく使う「ら抜き言葉」一覧

ら抜き言葉正しい言葉
見れる見られる
着れる着られる
考えれる考えられる
変えれる変えられる
来れる来られる
起きれる起きられる
決めれる決められる
食べれる食べられる
出れる出られる
借りれる借りられる
ら抜き言葉一覧

これらは全て「〜よう」をつけると日本語として成立しているので「ら抜き言葉」ですね。

「ら」をつけても可能表現のままなので「ら抜き言葉」です。

ら抜き言葉に似てる言葉一覧

以下の言葉でも「ら」が抜けているように見えますが、「ら」を加えるとどのような表現になるでしょう。

ら抜き言葉に似てる言葉表現
触れる触られる 受身・尊敬表現
走れる走られる 受身・尊敬表現
帰れる帰られる 受身・尊敬表現
守れる守られる 受身・尊敬表現
喋れる喋られる 受身・尊敬表現
踊れる踊られる 受身・尊敬表現
切れる切られる 受身・尊敬表現
売れる売られる 受身・尊敬表現
知れる知られる 受身・尊敬表現
乗れる乗られる 受身・尊敬表現
ら抜き言葉に似ている言葉一覧

おさらいですが、「ら抜き言葉」は可能表現を区別するために使われます。

どの言葉も「〜よう」を入れても日本語に成立しませんね。

「ら」を入れると可能表現から意味が変わってしまいます。

よって「ら抜き言葉」ではないのでこのまま使えますね。

ここはとてもまぎらわしいので、校正のときに「ら」を足してしまっていないか2つの見分け方を使い確認しましょう。

まとめ

いかがでしょうか。 

この記事では「ら抜き言葉の見分け方や、よく使われるら抜き言葉」を紹介しました。

ら抜き言葉かわからないときは

  1. 〜れるの代わりに〜ようを入れて日本語として成立するか
  2. 「ら」と足しても可能表現のままか

この2つの見分け方を使ってみましょう。

  • 「見れる」
    見れる→見よう  日本語になる
    見れる→見られる 可能表現のまま  「ら抜き言葉」
  • 「帰れる」
    帰れる→帰よう  日本語にならない
    帰れる→帰られる 可能表現ではない 「ら抜き言葉」ではない

文章の勉強はネットじゃなく本がおすすめ!

文章の基礎をインターネットで調べるといろんな情報が出てきますよね。

YouTubeやライターの販売している情報商材など、有益な物もたくさんありますが、ひとつだけ注意点があります。

それは、「インターネット上の情報は正しくない場合がある」ということ。

本を出版するときは、必ず事実なのか、誤った情報が書かれていないか、校正や校閲を必ず行います。

しかし、インターネット上の情報はそのような決まりはないので、誰でも好きなことをSNSに投稿したり、ガセネタを流したりできちゃうんです。

そのため、インターネットだけで文章の勉強をしようとすると、間違った知識がついてしまう恐れがあります。

「正しく記事を書けたと思っても、修正だらけでやり直し」なんてこともありえるので、不安な方は文章について書いている本を2冊ほど買っておきましょう。

平たくみ
平たくみ

こちらの本は、毎月3,000記事以上配信する有名メディア「コミックナタリー」の初代編集長が執筆しているので、文章のプロから基礎を学べます!

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