飲食店の正社員の仕事がキツすぎる…
なんで俺だけ毎日朝から晩まで働かなきゃいけないんだ!
もう耐えられない…どうすればいい?
正社員として飲食店で働いていると、こんな悩みがあるんじゃないでしょうか。
退職すれば解決しますが、飲食店ってそう簡単には辞められないですよね。
私は料理人として飲食店の正社員として7年間働いてきて、たくさん理不尽なことを経験してきました。
そこで、この記事では飲食店の正社員がきつい理由を4つをこれまでの経験を踏まえて紹介していきます。
後半では、飲食店の正社員がきついときの対処法も解説しているので、今の仕事がつらい人は最後まで読んでみてください。
飲食店の正社員のキツいところ4選
ここからは、飲食店のキツいところを4つ紹介していきます。
- 長時間拘束される
- 給料が安い
- 休みが少ない
- 人手不足
長時間拘束される
飲食店によりますが、正社員は長時間労働になりがちです。
営業時間が11:00~23:00だった場合、
拘束時間は10:00〜23:30といったところでしょうか。
飲食店スタッフは、正社員2割アルバイト8割の構成が多いので、
正社員が通しで働かないと店が回りません。
お店が暇で早く帰れそうな日でも、優先されるのは人件費がカットできるアルバイトが多いです。
社員は固定給なので、いくら店に居ようと居なかろうと人件費は変わりませんからね。
その結果、朝から晩まで働くことが当たり前になってしまいます。
長時間拘束される労働環境の出来上がりです。
ある飲食店での面談で
「早番が1週間のうち2回あるからプライベートの時間はあるよ」と言われて入社しました。
しかし、あくまでそういう制度がその会社にあるだけで、
配属された店舗は人手がなくて早番で上がれたことはほぼありませんでした。
給料が安い
飲食店は、給料が他の業界と比べてもかなり安いです。
厚生労働省が発表した「令和2年度の賃金構造基本統計調査」によると、
宿泊業、飲食サービス業の平均年収
男性2,78,2000円、女性2,089,000円
と最も低い結果となっています。
給料が安い理由は以下が挙げられます。
- 商品の利益率が低い
- 家賃や光熱費などの固定費がかかる
飲食店は、人件費や材料費などの変動費、店舗維持のための固定費が多く発生します。
その中でも店舗運営していくために削れるのは材料費や人件費くらいです。
最近は材料価格の高騰や、人材確保のためのアルバイトの時給の底上げなどが目立つので
しわ寄せで削減されるのは固定給で働いている正社員になってしまいます。
給料の高い求人は要注意!
求人を見ていると基本給が高いところがありますが、
安易な気持ちで応募するのはやめましょう。
そういう求人は固定残業代(みなし残業代)込みのところが多いです。
応募する前に、時給換算して適正な給料なのか見定める必要があります。
※月給手取り27万円 1日に12時間労働 月6休み の場合
- 27万円÷25日=10,800円
- 10,800円÷12時間=900円
時給900円
額面だけ見るといい給料ですが、時給にするとたったこれだけです。
ぶっちゃけアルバイトの方が高いですね。
それなのにアルバイトより拘束されて、責任のある仕事を任される。
これは飲食業の正社員の離職率が高い原因でもあります。
私は27歳のときに手取りで25万円をもらっていましたが、
月4日休みで拘束時間は13時間、時給換算で約970円。
その店のアルバイトの時給は1200円でした。
私のほうがしんどいのに時給が低いのは精神的にかなりキツかったです。
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休みが少ない
世の中は4連休なのに
— りちゃこ2y7m (@05_8m) July 23, 2021
休みのない飲食店勤務だと
日曜しか休みないのつらたん
昨日今日は義母に預けてバイト
しっかり稼いだよ
電車じゃなく車で行ったから
高速と駐車場代で半分消えたけど、、
世の中の飲食店で働いている方は、やはり休みが少ないことが不満なようです。
出典:https://www.inshokuten.com/recruit/knowledge/questionnaire/detail/248
※求人@飲食店.comの登録ユーザー対象アンケート結果 コロナ前のデータとなっています
上の画像では、飲食店で働いている方の
35%が月の休みは4〜5日です。
月5日休みだとすると年間休日は約66日です。
一般的な年間休日の平均は120日とされているので、
飲食店の正社員はその半分しか休めません。
飲食業界は、入れ替わりが激しく慢性的な人手不足となっており、
正社員の休みが確保しづらくなっています。
人がいないと有給も取れず、
冠婚葬祭や自分の誕生日なども大事な用事があっても休みが取れないこともあります。
私は週1休みが普通でした。
たまに2日休みをもらえるときがあったのですが、
みんな店長に頭下げて「2日も休みくださりありがとうございます!」と感謝してました。
おかしいですよね。
人手不足
上記でも触れましたが、飲食業界は慢性的な人手不足になっています。
人手不足になると以下のようなデメリットがあります。
- 人がいない分、仕事量が増える
- 後釜がいないとなかなか辞められない
- 激務でイライラすることが増えて、人間関係が悪くなりやすい
数少ない休みも体力を回復させるために使って有意義に過ごせない…
結局休みを潰して体力回復に使い、また1週間が始まる…
こんな状態で働いていると、心身とも疲れ切ってしまいますよね。
私がまさにそうでした笑
「車に轢かれれば仕事やめれるかな…」とか本気で考えていました。
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飲食店の正社員の仕事がきついときの対処法
ここまで読んでくれた人は、きっと飲食店の正社員で働くのが本当につらいのだと思います。
最後に、飲食の正社員の仕事がきついときの対処法を紹介します。
- きつい理由を解決できないか考える
- このまま飲食業界にいるべきか考える
- 本当にきついときは退職を視野に入れる
- 退職代行を使うのもあり
- 飲食が本当にきついなら転職エージェントを使おう
きつい理由を解決できないか考える
まず、きついと感じる問題を解決できないか考えてみましょう。
たとえば、上司との仲が悪くて悩んでいる場合、
相手を理解しようと態度や言動を改めれば人間関係が改善する可能性があります。
相手も人間なので、悪いところもあれば良いところもあります。
悪いところばかり見るのではなく、良いところを見つけ感謝を伝えれば、
相手も「今まで悪いことしてたな…」と態度を改めてくれるかもしれません。
きついと感じることは現状で解決できるか・できないか一度考えてみてください。
私が働いていたイタリア料理屋では、キッチンの締めが終わってもお客さんが帰るまで永遠に待機しなければいけないという謎のルールがありました笑
ぼーっと待ってる時間があまりにもキツすぎたので、シェフと店長に直談判して
キッチンは締めが終わり次第退勤できるようになりました。
このまま飲食業界にいるべきか考える
ここまで読んでもらえばわかりますが、
飲食業界は低収入、長時間労働の過酷な仕事です。
飲食業は天職!これ以外ありえない!
料理が何よりも好きだ!絶対に自分の店を出す!
という人じゃないと、一生やり切れる仕事ではないです。
そこまでの意気込みもなくダラダラと飲食業を続けていると、
いつまで経っても現状から抜け出せません。
40〜50代になり他業種に転職しようと思っても「時すでに遅し」です。
他業種に行きたいなら、遅くても30代前半には決断しなければいけません。
「このまま飲食でやっていける自信はあるのか・ないのか」本気で考えてみてください。
私は29歳の時、飲食業をやめる決断をしました。
どうせ学歴もないし料理しか作れないし…なんて思わずやってみたい仕事が何か考えてみてください。
関連記事>>飲食店の仕事をやめたほうがいい人の特徴
本当にきついときは退職しよう
本当にきついときは、迷わず退職しましょう。
きついまま仕事をして精神的な病気になってしまうと、
仕事に復帰できるまでにかなりの時間や通院費がかかってしまいます。
休職中も給与を支払ってくれる会社もありますが、
義務ではないので余裕のない飲食店では支払ってくれる望みは低いでしょう。
そうなる前に退職すれば、今よりも楽しく働けるお店が見つかるかもしれません。
やってみたいことにチャレンジするいい機会にもなるでしょう。
でも、今辞めたらお店が回らなくて迷惑をかけるしなぁ
1年しか働いていないのに、今辞めたら経歴に傷がつく…
周りの人の視線、評価に気を取られていると、自分の人生なのに誰かの脇役になってしまいます。
自分を最優先して、まずはきついと感じることが起きない環境作りを目指しましょう。
私は、仕事に行くのが嫌すぎて、毎朝ベットから出られませんでした。
友達に相談したところ、「うつの初期症状だから今すぐやめろ!」と言われ退職を決意しました。
ホワイトな会社を探し続け、今は労働環境の整った飲食店に転職することができています。
退職代行を使うのもあり
職場の人間関係から、直接退職を告げにくい人もいるでしょう。
そんなときは、退職代行を使うと驚くほどあっさり退職できます。
料金は3〜5万円と高額なのですこし勇気のいる金額ですね。
しかし、明日にでも退職できるなら、
すぐに次の職場を決めれば3日くらいで取り返せます。
また、同じ業界内だと退職代行を使ったことが他の会社にも伝わり、
転職に不利になる場合があります。
「就業地を変える」「他業界・異業種に転職する」などでこのデメリットは解決できるでしょう。
退職代行を使わなくても退職できるならよいですが、
はぐらかされたり、認めてくれなかったり、うまくいかないことも考えられます。
どうしても退職できない場合のみ、退職代行を使用しましょう。
質問までなら無料で利用できるので、一度お気軽に連絡してみてはいかがでしょうか。
退職することは悪いことではありません。
きついなら3年も働かなくて大丈夫です。
私も29歳で入社した飲食店を1年で退職しました。
関連記事はこちら
飲食店がきついなら転職エージェントを利用する
今の飲食店がきついなら、やはり転職が現実的な選択肢です。
そして、転職エージェントの活用が一番おすすめです。
「結局転職エージェントかよ… どのサイトも同じことばっかり言ってる」
って思う人も多いと思いますが、やっぱり転職エージェントが一番転職に失敗しにくい方法です。
転職エージェントでのホワイト企業への転職経験がある私が保証します。
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「フーズラボ」は、株式会社クオレガが運営する飲食業界特化の転職支援サービスです。
これまで転職エージェントとして運営していましたが、2022年12月8日(木)から求人プラットフォーム型に変わりました。
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関連記事>>スカウト機能で話題のフーズラボに実際に登録して使ってみた
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関連記事>>【私はitkで転職しました】実際に使った体験談を紹介!
3.【飲食から他業種への転職に強い】フミダス
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その特徴はなんと言っても、飲食業界からの未経験業界への転職をサポートしてくれる点です。
専任のキャリアアドバイザーは飲食業界出身の人ばかりなので、実体験に基づいた他業種への転職をサポートしてくれます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では飲食店の正社員のきついところや、どうしてもきついときの対処法を挙げていきました。
飲食店の正社員の仕事がきつくても、実は今働いている飲食店がブラックなだけかもしれません。
これらを使って、今のきつい現状を変えて転職を成功させましょう!
ちょっと厳しいことを言うと、自分で行動しない限り今の状況は何も変わりません。
僕も25歳くらいから飲食業界に限界を感じていましたが、29歳まで何も行動しませんでした。
「あのときもっと早く行動していれば、今頃もっと…」なんてしょっちゅう思います。
私のように後悔しないためにも、現状を変える行動を起こしてみてくださいね。
お悩みの方相談に乗ります。お気軽にご連絡ください。
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