時給を1300円にしてるのに全然応募がない!
正社員の応募なんてもう何年もないよ…
近くのお店は、若い子がたくさん働いてて活気があるなぁ
うちも負けてないはずなのに、何が違うんだろう…
こんにちは!平たくみです!飲食歴7年の元イタリア料理人です!
飲食店の人手不足ってかなり深刻ですよね。
「社員どころかアルバイトの応募も全くない!」という飲食店も多いんじゃないでしょうか。
私も若い頃はアルバイト、正社員、両方の雇用形態で飲食店で働いていたことがあります。
しかし、どの飲食店でもずっと人手不足…
従業員はどんどん辞めていくのに応募も全然ない、という飲食店ばかりでした。
「人間関係がきつい」「給料が安い」といったものが王道の退職理由ですが、
じつは、働く側が気にしている部分は他にもあるんです。
それは、働くうえで自分になんのメリットがあるのか、ということ。
また、応募を増やすにはSNSを駆使した魅力的なお店作りが重要になります。
働いてくれる人のメリットを考えない一方的な求人や、魅力が何もない店舗の求人では
数多くの求人の中に埋もれてしまい人手不足に悩まされ続けるでしょう。
この記事では、飲食店が人手不足な理由とNGな募集のかけ方を働いている人目線で紹介します。
後半では、飲食店の人手不足を解消する方法について解説しています。
ぜひ最後までご覧ください!
飲食業界が人手不足な理由(従業員目線)
わざわざ忙しそうな飲食業に応募しない
正直、飲食業は忙しくて大変というイメージがついています。
それなら、「スーパーやコンビニで働いたほうがいいや」とアルバイトしたい人は思ってしまいますよね。
当時、私も飲食店とカラオケのバイトを掛け持ちしてましたが、
飲食店の出勤日が近づくと毎回憂鬱でした。
試しに飲食店で働いてみたら忙しすぎて大変だった、という声もあります。
また、人手が足りていないとさらに忙しくなってしまい、
あのお店で働いてみたいけどすごい忙しそうだったな…
と応募されづらい悪循環に陥ります。
人間関係が面倒くさそうで飲食業に応募しない
飲食店ではいろんな人に関わるので、いちから人間関係を作るのが正直面倒です。
そのため、飲食店の人手不足の原因になります。
店長はどんな人なんだろう…
年が近い人は働いているかな?
働いてみたいけど、あの店の店員さん怖そうだったな…
と応募する前にいろいろ考えてしまいます。
また、以前働いていた飲食店で人間関係がうまくいかずにアルバイトを辞めた、という人もいます。
飲食店は体育会系のノリがあるので、今の若い子たちは敬遠してしまうのかもしれませんね。
コロナ禍でクビにされたから飲食業はもうやらない
コロナ禍において、休業や時短営業により経営が悪化した飲食店は数知れず。
その影響を一番受けたのは、当時アルバイトをしていた人たちです。
「捨て駒扱いされた… そんな業界にはもう戻りたくない」
「私たちにだって生活があるのに、あんなにあっさりクビにされるとは思わなかった」
人件費削減としてアルバイトを解雇にした飲食店も多く、そのときのことを今でも許せないという人たちは飲食業界に戻る確率は少ないでしょう。
そのため、応募人数自体がコロナ禍以前より減ってしまい、飲食業界の人手不足が加速しています。
人手不足が加速するかも…NGな求人募集のやりかた
むやみに給料や時給をあげる
街中の飲食店の張り紙を見ると、どこも時給を上げているのを見かけます。
都内だと、大体1200〜1300円スタートが多いですね。
数年前と比べてもかなり時給が上がっていますが、
業界全体で時給が上がっただけで、働く側からすると条件はどこも一緒です。
だからといって、もっと時給や給料を上げすぎると、経費がとてもかかってしまいますよね。
人手が足りたとしても売り上げが上がる保証はありませんし、
かなり無謀なやり方なので絶対やめておきましょう。
ハードルをあげる条件をつける
・やる気のある人だけ!
・学生は不可!
・本気で技術を身につけたい人だけ!
・週5日以上出勤できる人のみ!
など、ハードルの高い条件をつけて人材をふるいにかけると、ますます応募がきません。
「この店で働くには大変そうだな…」と思われてしまいます。
アルバイトしている人は色々な目的で飲食店で働いています。
- ダブルワークで働きたい人
- 本気で料理人になりたい人
- 生活費を稼ぎたい人
- 近所だから通いやすい人
もちろん、適当にな人材を選ぶと雑な仕事をされたり、
お客さんに迷惑をかけたりするリスクがあります。
しかし、条件のハードルをあげるとそもそもの応募数が減ります。
まずは、とにかく応募してもらって、
面接で人となりを判断し、働きたい目的を正直に話してもらい採用するか判断しましょう。
飲食業界の人手不足を解消する対策
働くことで得られるメリットを明確にする
アルバイトで働く人は、正社員よりも応募へのハードルが低く軽い気持ちで応募しやすいです。
そのため、お店にどんなことで貢献できるか、というより自分にどんなメリットがあるかを重要視します。
アンケート調査対象 全国の大学生200名 〈内訳〉・1~2年生100名(男女50名ずつ) ・3~4年生100名(男女50名ずつ) ※データはすべて2017年2月 株式会社クロス・マーケティング調べ n=回答者数
出典:ぐるなびPRO 現役大学生200名にアンケート! こんな飲食店で働きたい!
働く側のメリットはなんなのか、しっかり考えて応募することで人手不足が解決するかもしれません。
- 有名料理店
経歴になる・料理の腕が上がる - 派手な髪型・ネイルがOKな店
自分の個性を尊重しながら働ける - 今SNSで話題のお店
働いていることがステータスになる - 有名人がプロデュースしたお店
有名人と繋がれる - 落ち着いた雰囲気のキレイなお店
おしゃれな雰囲気や人と働ける - SNS総フォロワー3万人の飲食店
SNSに出てば有名になれるかも
まずは、店舗の特色がどんなに人にメリットがあるのか分析してみましょう。
人によってはデメリットがメリットになる
夢がある若者大募集!
当店は11時から深夜3時まで営業していているので
ガッツリ稼ぎたい方にオススメです!
時給も1300円からスタート!
欠員が出ても営業ができる体制にしているので
急にシフトに出れなくなっても大丈夫!
・夢を追いかけている人たちがたくさん在籍しています。
インディーズミュージシャン、声優志望、モデルの卵などが働いています!
・ダブルワークの方、主婦の方なども大募集です!
「夕方までに帰りたい」「土日は入れない」など、希望があればご相談ください!
まずは、軽くお話ししてから応募するかどうか決めていただいても構いません。
ご連絡お待ちしています!
tel 090-〜〜〜〜〜〜
長時間営業は勤務時間が長くなるので、正社員にとってはデメリットかもしれません。
しかし、ガッツリ稼ぎたいフリーターや、出勤時間の融通が効く飲食店で働きたい大学生にとっては逆にメリットになる場合もあります。
このように、デメリットになりそうなこともメリットに感じる人たちがいます。
「どんな人たちが働いているか」「どんな働き方ができるのか」なども記載しておくと応募されやすいでしょう。
最後に応募のハードルを下げるために「相談だけでも大丈夫です!」のような一言があると良いですね。
SNSに特化する
今の時代、たくさんの飲食店がSNSを始めています。
SNSを極めれば人手不足だけではなく、お客さんが増えて大繁盛する可能性もあるんです!
その中でもSNSを始めるなら、InstagramかTikTokが断然おすすめ!
InstagramとTikTokのメリット
- 自慢の料理の写真や動画を掲載できる
- ファンができれば集客につながる
- SNS映えする店内や料理をアピールできる
- 広告費ゼロで求人募集をかけれる
InstagramとTikTokは投稿の仕方で職場の雰囲気を伝えられるので、
人間関係を不安に感じている人にもアピールできます。
従業員にファンがついて、その人目当てで来るお客さんも現れるかもしれません。
忙しそうだけど、なんだか楽しそうな職場だな
と思わせる楽しそうな投稿をしてみましょう!
SNSからの応募はハードルが低い
マイナビキャリアリサーチLabが現役の高校生と大学生を対象に行った調査によると、以下のような結果が出ました。
SNSでアルバイト探しをしたことがある割合は高校生が50.0%、大学生が30.8%だった。実際に応募した経験があるのは高校生が36.1%、大学生が21.8%で、働いた経験がある割合は高校生が32.6%、大学生が19.1%となった。
出典:高校生のアルバイト調査(2023年) 大学生のアルバイト調査(2023年)
このように、学生はSNSでの求人の応募に抵抗があまりありません。
- すぐに応募できる
- すぐに働ける
- 面倒な手続きがない
といった理由から、SNSで求人を応募している学生が増えています。
忙しい飲食店はSNS運用ツールを使いましょう
一応お店のSNS作ったけど、
忙しくて全くやっていない
という飲食店も多いかと思います。
SNS運用って簡単に言っても、
「動画撮影・編集・DM対応」など、
やることがたくさんあって仕事しながらなんてできないですよね。
SNSを運用するには、以下のような知識や能力が必要です。
- SNSマーケティングの知識
- 分析力
- 企画力
- 発想力
SNS運用していくには、専門的な知識を活かし戦略を考えなければいけません。
毎日忙しい飲食店でそんな専門知識を勉強する時間なんて、正直ないですよね…
やみくもにおすすめのメニューをアップするだけではあまり効果はありません。
フォロワー数も大して伸びずに、
結局忙しいからと理由をつけて投稿をやめてしまうでしょう。
そんな飲食店でも、SNSを運用してフォロワーも応募も増やす方法が一つあります。
それは「SNS運用ツール」です。
BUZZL
BUZZLはInstagramに特化したSNS運用ツールです。
Instagramでどうやってフォロワーを集めればいいかわからない!
という方におすすめです。
- いいねやフォローのアクション代行
※アカウントの安全性を考慮し月間1,000~2,000前後のアクション数 - 動画編集代行
30秒ほどの動画を送れば20〜30秒のまとまった動画に仕上げてくれる
このように、SNS運営で面倒な部分を代行してくれるで、店舗運営に集中することができます!
これなら休憩中に動画編集しなくて済みますね!
公式ホームページは下をクリック
postmaneger
postmanegerは、月額1,980円から利用できるSNS運用ツールです!
通常のSNS運用ツールは月額20,000円くらいかかるので、この金額は破格ですね。
- 投稿スケジュールの管理
- 各SNSへの一括予約投稿
- 投稿の分析
- OpenAIで最適な画像や文章を生成
機能も豊富で、とてもこの値段で利用できるとは思えません!
SNS運用ツールを使ってみたいけど、高すぎて気が引ける…
SNS運用ツールでどんなことができるのか、安い金額で試してみたい!
という方におすすめのSNS運用ツールです!
※今なら30日間無料トライアルキャンペーン中!
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、飲食店が人手不足になる理由、人手不足を解消する方法を解説しました。
飲食業界はきつい、しんどい、というイメージや、
コロナ禍での飲食店の対応に不信感を持った人がいるため、
応募数自体が以前より減っています。
しかし、「飲食店って働いてみたら意外と楽しい!」と思っている人も大勢います。
飲食店の人手不足を解消するためにも、
SNSを駆使して飲食店はきついというイメージを払拭して、
応募したいと思われるようなお店づくりを目指しましょう!
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