「アニキってなに?」飲食店の隠語代表的なものを8個紹介!

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飲食店関連

アニキってよく聞くけどどういう意味?

飲食店で働きたいけど隠語ってどれを覚えたらいい?

こういったことで悩んでいる、飲食店で働きたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

飲食店で働くと「隠語」というものをスタッフ間で使います。

「初めて飲食店で働いたら意味のわからない隠語が飛び交って混乱した」

という声もTwitterなどでよく聞きます。

丁寧に隠語の意味を教えてくれる飲食店もありますが、できれば飲食店で働く前に代表的な隠語とその意味を知っておきたいですよね。

この記事では飲食店の代表的な隠語10選を紹介します。

記事の後半では、飲食店の隠語のメリットや注意点も解説しています。

この記事を最後まで読めば、飲食店で働く前に必要な知識を学べますよ!

ぜひ参考にしてください!

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この記事を書いた人

飲食歴6年の元料理人
・渋谷のダイナー
・恵比寿のダイニングバー
・神楽坂のイタリアン  など

どこで働いても長続きせず飲食業に限界を感じる。

仕事ができない自分が嫌だったが「HSP」という気質だと知り、飲食業に向いてないことを自覚。

29歳のときに飲食業をやめて「苦手なことはしない生き方」に方向転換。

飲食業界の人の悩みを解決できるようなコンテンツ作りをしています。

現在はWEBライターとして活動中
・これまで100記事以上執筆
・WEBライター検定3級取得

平たくみをフォローする

飲食店で使える隠語10選

ここからは飲食店で使える隠語を10個紹介します。

アニキ

アニキは、「古い食材」の隠語です。

仕入れ日が早い牛乳、数日前に仕込んだカレーなど、食材ロスをなくすためにアニキという隠語でやり取りをします。

とくにキッチンスタッフの方が使う隠語ですね。

アニキの逆でオトウトという隠語もあり、「新しい食材」という意味があります。

ヤマ

ヤマは「品切れ」という意味があります。

「〇〇ヤマです!」とキッチンから聞こえたら、そのメニューは品切れということになります。

ヤマという隠語が聞こえたら、他のスタッフにもすみやかに情報を共有しましょう。

2番、3番などの数字

2番、3番などの数字は「休憩の種類」の隠語です。

数字は働く飲食店で代わりますが、早い数字が1時間休憩、その後の数字がトイレ休憩などで使われます。

スタッフ数が多い飲食店ではとくに使われており「2回目の休憩」「タバコ休憩」などでより数字が増えるときもあります。

働く飲食店ごとに意味が変わるので、働き始めたら意味をしっかり確認しておりましょう。

ダスター

ダスターは「台拭き、ふきん」という意味です。

ほこりやごみのダストから名付けられました。

飲食店で働くと頻繁に聞く隠語なので、必ず覚えておきましょう。

シルバー

シルバーは「スプーン、フォーク、ナイフなどのカトラリー」という意味があります。

カトラリーがシルバーなのでこの隠語で呼ばれます。

カトラリーよりもシルバーと言ったほうが、簡潔に伝えられて言いやすいのでホールスタッフ間でよく使用されます。

ミッキー

ミッキーは「ネズミ」という意味です。

ミッキーと聞けば、某有名テーマパークのキャラクターを連想させるのであまりお客さんに気づかれません。

ですが、ネズミが出る飲食店は正直やばいので、駆除業者にすぐ連絡してこの隠語を使う機会がないことが理想ですね。

太郎、花子など

太郎や花子は「ゴキブリ」という意味の隠語です。

直接表現してお客さんに聞こえてしまうのは、飲食店としてやってはいけないことです。

太郎であればゴキブリに連想されることはまずありません。

平たくみ
平たくみ

しかし、この隠語もできれば使いたくないですね。

ポーション

ポーションは「1皿分の料理の量」という意味です。

この隠語はキッチンでよく使われますね。

「このミートソースポーション分けしといて!」こんな感じで使われます。

キッチンスタッフとして働く方は覚えておきましょう。

バッシング

バッシングは「皿やグラスなどの下げもの」という意味です。

こちらもコミュニケーションをスムーズにするためにホールスタッフ間で使われます。

「〇卓バッシングしといて!」と言われたら、お皿やグラスをすみやかにテーブルから下げましょう

つご、もしくは都合

つご、もしくは都合は「合計」という意味です。

こちらは、ホールからキッチンスタッフやドリンカーに向けて使われる隠語です。

たとえば、先にオーダーが入っており、後から入ったオーダーで被っているメニューがあるとします。

その場合「〇〇都合3つです!」と伝えるとオーダーがわかりやすくなって一気に3つ作れますよね。

作業効率が上がる隠語なので、ぜひ使いこなしてみましょう。

飲食店の隠語を使うメリットは?

飲食店の隠語を使うメリットは何があるのでしょう。

こちらで詳しく解説していきます。

スムーズなコミュニケーションができる

飲食店の隠語を知っているとスタッフ同士のコミニュケーションをスムーズにできます

飲食店では、お客さんには聞いてほしくないけどスタッフには聞いてほしい情報があります。

  • 品切れになった
  • 害虫が出たとき
  • 休憩を誰に行かせるか など

飲食店に行ったときに、「ゴキブリが出ました!」なんて聞こえてきたらすぐにでも帰りたいですよね。

このような情報をスムーズに伝えるために飲食店では隠語を使います。

隠語であれば、何かあってもスタッフのみ情報交換できてとても便利ですしね。

ほかにも、忙しいときに簡潔な言葉でやり取りするための隠語も存在します。

飲食店で働く際に使えるスキルが身につく

飲食店での隠語を覚えると、次の飲食店で働く際のスキルが身につきます。

初めから隠語を知っていることを伝えれば即戦力として、採用してもらえやすくなります。

やりとりもスムーズに行えるので、飲食業界で働くうえで隠語が使えるととても役にたつでしょう。

飲食店で隠語を使うときに気をつけるポイント

最後に、飲食店で隠語を使うときに気をつけるポイントを紹介します。

お客さんに聞こえないようにする

「隠語を使えば、お客さんに聞こえる声でも大丈夫!」と思っていると思わぬトラブルになるかもしれません。

隠語を使うときはお客さんに聞こえないようにしましょう。

たとえば、お客さんが同業者の場合相手も隠語を知っています。

「この料理アニキから使って!」なんて言われた料理を出されたら、隠語を知っているお客さんからしたらとても不快な気持ちになりますよね。

新しく入ったスタッフにちゃんと隠語を教える

新しく入ったスタッフにちゃんと隠語を教えないと、スムーズなコミュニケーションができません。

とくに、初めて飲食店で働き始めたスタッフは、緊張して隠語の意味を聞きづらいと感じている場合があります。

後輩ができたら、こちらから隠語の意味までしっかり教えてあげましょう

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事では、代表的な飲食店の隠語10個と、メリットや気をつけるべきポイントを紹介しました。

飲食店の隠語を覚えると、作業効率があがり少しずつ飲食店で働くためのプロ意識も芽生えます。

働き始めは恥ずかしいかもしれませんが、先輩の真似をしてぜひ隠語を使ってみましょう。

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