【HSPは料理人に向いている?】HSPの筆者が料理人をやめた話を紹介

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ご了承のうえ、こちらの記事をお読みいただけると幸いです。

料理人の仕事って想像以上に大変だな…

毎日忙しすぎてパニックで訳がわからない

自分の意見が言えなくて仕事を任せてもらえない

最近自分がHSPな気がしてきた…

このまま料理人としてやっていける?

料理人って想像以上に過酷な仕事ですよね。

ブラックすぎる労働環境に、

耐えきれなくなってきた方も多いのではないでしょうか。

もしかしたら料理人という仕事が向いていない「HSP」という気質なのかもしれません。

この記事ではHSPについて紹介し、

料理人という仕事に向いているのか解説します。

後半では、HSP持ちの筆者が料理人を辞めるまで実体験を紹介しています。

自分もHSPかもしれない…という方は、ぜひ最後まで読んでいってください。

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この記事を書いた人

飲食歴6年の元料理人
・渋谷のダイナー
・恵比寿のダイニングバー
・神楽坂のイタリアン  など

どこで働いても長続きせず飲食業に限界を感じる。

仕事ができない自分が嫌だったが「HSP」という気質だと知り、飲食業に向いてないことを自覚。

29歳のときに飲食業をやめて「苦手なことはしない生き方」に方向転換。

飲食業界の人の悩みを解決できるようなコンテンツ作りをしています。

現在はWEBライターとして活動中
・これまで100記事以上執筆
・WEBライター検定3級取得

平たくみをフォローする

HSPとは

HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)」の略で、

生まれつきあらゆることに繊細な感覚を持つ人のことを指します。

日本では「繊細さん」という通称で知られていますね。

5人に1人はHSPの傾向があると言われており、

人口の20%ほどを占めています。

そのため、HSPの繊細な感覚が理解されずに社会で孤立してしまい、

生きづらく感じてしまうことがある気質でもあります。

HSPの特徴

主なHSPの特徴として以下のような特徴が挙げられます。

  • 自分の意見が言えない
  • マルチタスクが苦手
  • 大きい音が苦手
  • 自己肯定感が低い
  • 考え事が止まらない
  • 悪いことがあると翌日まで引きずる
  • 周りの人間の機嫌を敏感に察知してしまう

このように、他の人からすると理解できないようなことで悩んだり、

繊細すぎるがゆえの悩みがあったりします。

私はマルチタスクが苦手すぎて、料理人の仕事が全然できませんでした。

意見も言えずに自分から率先して行動できなかったので、

仕事ができないレッテルを貼られていました。

HSPに向いていない仕事を選んでしまうと、

自己肯定感の低さから精神的に追い詰められてしまいます。

HSPが生きづらいとされる理由

日本では、大多数の意見(マジョリティ)が正しいとされることが多く、

それ以外の行動をすると非難される傾向があります。

「社会人は汗水垂らして働かなきゃならない」

「体調が悪いから仕事を休みたい、なんていうのは甘え」

「大企業で出世することが成功者の証」

「指示待ち人間は仕事ができない!」

しかし、HSPの人はストレスがない生活をしたがるので、

一般的な仕事への向き合い方や考え方が異なります。

「シェフとかプレッシャーすごそうだから正直なりたくない…」

「毎日ストレスなく過ごしたいから、言われたことだけやっていたい」

「勤務時間以外での勉強会とか面倒だなぁ」

「メニュー考案とか文句言われそうだからやりたくないなぁ」

こんなこと思ったことありませんか?

HSPは仕事に対して穏やかに向き合いたいのですが、

社会でこの考え方が許されることはあまりないでしょう。

治そうとしても潜在的にこのように考えてしまうため、

周りのように仕事をしたいけれどできない」というギャップに悩まされてしまいます。

「周りみたいな仕事への向き合い方をしたいけど、やっぱりしんどいことはしたくない」

「なんで私はこんなふうに考えてしまうんだろう…このままじゃ社会で生きていけない…」

その結果、どんどん自己肯定感が低くなりHSPは生きづらいと感じてしまいます。

HSPはデメリットばかりではない

ここまで読むと

HSPって最悪じゃん、なんで自分はこんな人間なんだろう…

と思うかもしれません。

しかし、HSPには素晴らしい特徴もあるんです。

  • 創造性がありクリエイティブ
  • 発想が豊かで良いアイディアが生まれる
  • 丁寧な仕事ができる
  • 多角的に物事を見れる
  • 危機管理能力がある
  • 共感性が高く人の気持ちを見抜ける

HSPは、創造性が高く物事をとことん追求できる気質を持っているので

芸術の分野で大活躍します。

絵画や音楽、最近だと動画クリエイターやWEBデザイナーなど、

クリエイティブな仕事が向いているでしょう。

また、多角的に物事を考えられるので、

誰も思いつかなかったアイディアで周りを驚かすこともあります。

共感性も高く落ち込んでいる人へのケアや気配りができるので、

チームでの仕事ではキーパーソンとして活躍できます。

メンタリストのDAIGOさんも、自身のYouTubeでHSPのすごさについて取り上げていますね!

HSPは料理自体には向いているが料理人には向いていない

HSPは前述の通り、繊細な気質を持っているので料理人に向いているか気になりますよね。

HSPは料理を作ること自体は向いていますが、

料理人には向いていない可能性が高いです。

ここからはその理由を紹介します。

HSPが料理に向いている理由

HSPは、料理を作るうえで以下の特徴が活かせます。

  • 味覚が敏感
  • 繊細な作業ができる
  • 創造性がある

美味しい料理を作るには、味覚が敏感なことはとても重要ですよね。

野菜の切り出しや下処理など細かい作業も得意なので、

美味しい料理を作るための準備もそつなくこなせます。

また、想像力が高いので、

フレンチなどのクリエイティブな料理にもHSPの人は向いています。

料理人に向いてない理由

HSPが料理人に向いてない理由には以下があります。

  • 飲食店は常に騒音がする
  • マルチタスクをこなせない
  • 接客が大変
  • キッチン内の人間関係
  • スピードを求められる
  • 瞬間的な判断を求められる

料理人は、

  • ステーキを焼きながらパスタを仕上げる
  • オーダーをこなしながら、電話対応
  • どのオーダーから作るか卓を見ながら常に判断する

などHSPの人にとって苦手なことのオンパレードです。

居酒屋やカフェなど、メニュー数が多く細かな注文が多い飲食店で働くと、

特に大変な思いをするでしょう。

HSPは、瞬間的な判断が迫られる仕事がとても苦手です。

料理人として絶対に成功する!という気概がないと、

理不尽さに耐えられる可能性は低いでしょう。

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HSPの私が実際に料理人を辞めた話

ここからはHSPの私が実際に料理人を辞めた実体験を紹介します。

参考にしてみてください。

料理人を始めたのは23歳ごろ

飲食業界に飛び込んだのは23歳ごろです。

アルバイトで都内のカフェのキッチンとして働き始めました。

このときはまだ料理人とは言えないですかね。

ここで働いていた人たちもほとんどアルバイトで、

料理人の厳しさとかはあまり感じませんでした

しかし、このカフェが閉店することになり、違う店に転職することに。

25歳でダイニングバーに転職

次の転職先は、こじんまりとしたダイニングバーでした。

ここのシェフはイタリアやフランスに修行してきた本物の料理人でした。

今まで素人に毛が生えた程度の実力でしたが、ここでガチガチに鍛えられることに…

「包丁の持ち方が全然違うぞ!」

「料理やってるなら包丁の研ぎ方くらい知ってるだろ!」

「みじん切りもできないのか!もうやるな!」

と毎日に罵倒される日々…

怒鳴られるとパニックになり思うように仕事ができず、

オーダーが一気に入るとお手上げ状態でした。

さらに、この飲食店ではお客さんとの距離も近かったので、

料理をしながら接客もすることになります。

この接客のときも

これ言ったらこの人どう思うだろう

うまく話せない…しんどいなぁ

と思いながらなんとかこなしていました。

その結果「料理も接客もできない中途半端なやつ」というレッテルを貼られ

だからお前はダメなんだよ!

どうせできないから仕事頼みたくない笑

と冗談混じりで言われ続けていました。

そして「このお店で働くのはもう無理だ」と判断し退職を決意しました。

ここから料理人という仕事から逃げるように半年ほど実家に帰ります。

27歳で料理人として再起を図るが29歳で限界を感じ始める

転職したのは27歳のとき。

実家に帰って気持ちを整理して

俺には料理人の道しかないんだ!」と有名店で再修業する決意を固めて都内に戻ってきました。

ここで何個か気になった有名店にコンタクトを取ってみると、

早速料理人の洗礼を浴びることに…

うちは今募集してないから無給で学びにくるって形だけどうする?

給料は新入社員と同じ18万からだけどいい?

ボーナスもないよ

ということを言われて有名店で働くことをためらってしまいました。

本当に料理人として覚悟を決めたなら「それでもいいです!」って言える根性がないとですよね笑

このときすでに料理人としてやっていける自信はなかったのかもしれません。

悩んでいると、

とある縁から別の有名イタリアンで働けることになりました。

しかも給料は27万円スタート。

労働環境は

  • 週1休み週1半休
  • 13時間労働
  • ボーナスなし

と、なかなかブラックでしたが、

貯金も尽きかけていたので二つ返事で入社しました。

有名イタリアンで料理人の過酷さを感じる

無事にイタリアンで働けましたが、

ここが過去の職場史上一番ブラックでした笑

  • 朝の9時に家を出て、家に帰るころには0時を回る
  • 週1回の半休は人手不足で全く機能していない
  • 毎日満席で一日中休んでる暇がない

1年ほど経ってから仕事に行くことが苦痛になり、

毎朝ベットから出られないようになりました。

帰り道でも、

「車に轢かれて仕事ができない状態にならないかなぁ…」なんてことを本気で思っていました。

違う店に転職…とも思ったのですが、

料理人として楽しく働ける未来が見えず毎日悩んでいました。

自分がHSPだとわかり料理人を辞める決意をした

これからの将来に絶望しているころ、あるものをインターネットで目にします。

それはHSPに関する記事でした。

その記事を読んで

自分は料理人という仕事に向いていない」ということがわかりました。

今まで料理人としてやってきたキャリアを捨てるのか?

もう30歳になるのに転職なんてできるのか?

悩みに悩みましたが、

この気持ちのまま料理人として転職しても同じことの繰り返しです。

そして、最終的に料理人を辞めるという決断をしました。 

飲食店の正社員を辞めたほうがいい人の特徴もこちらで解説しています。

結局HSPは料理に関わるのは辞めたほうがいい?

HSPは料理に関わる仕事はできないのか。

結論はNOです。

HSPは料理人には向いていませんが、

料理自体には向いています

どうしても料理人になりたい!

という方は、料理人としての下積み期間が他の人よりもつらいと感じやすいので、

そこを乗り越えられるか考えてみてください。

下積みを乗り越えて料理人の仕事に慣れてしまえば、

あとはHSPの創造性や繊細な感覚を発揮して素晴らしい料理を作っていけるでしょう。

席数の少ない高級フレンチや割烹料理屋など、

質の高い料理を落ち着いて作れる飲食店がおすすめです!

そこまで耐えられる自信がない方は、

料理人ではなく自分のペースでできる料理に関わる仕事がおすすめです。

  • 料理研究家
  • 食材の生産者
  • 料理教室の講師
  • 栄養士
  • フードコーディネーター など

このように、料理人以外にも食に関わる仕事はたくさんあります。

料理研究家として有名なりゅうじさんは、

イタリア料理屋であまりのキツさに3ヶ月で辞めてしまったそうです。

しかし、料理のレシピをSNSに投稿し続けたことで人気になり、

レシピ本の出版やテレビへ出演するほど有名になりました。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、HSPは料理人に向いているのか、筆者の体験談を交えて紹介しました。

まとめると、

  • HSPとは、繊細な感性を持つ人のこと
  • HSPは料理自体には向いている
  • HSPは料理人という仕事には向いていない

料理人の仕事はもう限界だけど、料理の作る仕事は続けたい…

という人は料理人以外で食に関わる仕事を探してみはいかがでしょうか。

料理以外のことに興味がある。

本当はやりたいことがある。

という方は、思い切って別業界に転職することを検討してみましょう。

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料理人を辞めてから思ったこともこちらで記事にしています。

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