はじめまして、平たくみです。
私は29歳のときに、6年間やっていた飲食店の料理人という仕事を辞めました。
もともと飲食業界で一生やっていくつもりでしたが、自分には向いていない仕事だとわかり
勇気を出して辞める決断をしました。
辞めるときも「大してすごい経歴があるわけでもないのに、料理人を辞めたら路頭に迷うかも…」と思っていました。
しかし、今の僕は料理人時代より毎日充実しており飲食を辞めてよかったと思っています。
飲食業界に居ては実現できなかった生活にとても満足しています。
そこで、この記事では料理人を辞めてよかったことを書いていきます。
後半では、飲食を辞めて感じたこと・思ったことも書いています。
同じ気持ちで悩んでいる方、よかったら読んでいってください。
飲食店を辞めてよかったこと
ここからは飲食店を辞めてよかったことを6つ紹介します。
- 労災やケガのリスクが減った
- 体の不調がなくなった
- 規則正しい生活が送れるようになった
- 旅行に行けるようになった
- 仕事終わりに飲みにいけるようになった
- 休日を有意義に使えるようになった
1.労災や怪我のリスクが減った
飲食店を辞めてよかったことの一つ目は「労災やケガのリスクが減った」です。
飲食店の料理人時代は包丁などの調理器具による怪我や、火傷や打撲など、仕事中ケガのリスクだらけでした。
- 毎朝包丁でキャベツの千切り
- 毎朝ジャガイモをスライサーで切る（指を守るプロテクター無し）
- 油で滑りやすい床
- 取手が高温のフライパンが流しに置いてある
- 仕込みで使っている重たい寸胴の移動
- すぐ近くでパスタを茹でるお湯の火が常にかかっている
パスタのお湯を捨てるとき、手が滑って体にかかったことがあります。
そのときは、右腕全てに火傷を負い真っ赤になってしまいました。
他にも数えきれないほどケガをしてきました…
この環境では、いつ大怪我してもおかしくなかったのでとても不安でした。
しかし、現在はそのようなケガにおびえる必要はなくなり安心して毎日を過ごしています。
2.体の不調がなくなった
飲食店を辞めてよかった点として、体の不調がなくなったことが挙げられます。
飲食店で料理人をしていたときは、謎の頭痛と腰の痛みに悩まされ病院や整骨院に頻繁に通っていました。
不整脈なんかも発症していました。
しかし、飲食店の料理人を辞めたとたん、全ての体の不調が嘘のようになくなりました。
通院費用もそれなりにかかっていたので、その費用が浮いたのも結構嬉しいです。
体を酷使することも減り、ほどよい疲労感で飲む毎日のビールも美味しいですね。
3.規則正しい生活が送れるようになった
飲食店の料理人を辞めてよかった点3つ目は、規則正しい生活が送れるようになったことです。
料理人時代はこのような生活を送っていましたが今は全然違います。
・毎朝9時出勤 夜0時帰宅
・出勤まで寝ているので朝食は食べない
・ランチタイム終了後の昼食は15時から
・0時に家に帰り元気があれば何か食べる
・シャワーに入ったらあとは寝るだけ
毎朝10時出勤 夜19時帰宅
早起きしてゆっくり朝食を食べる
基本的に14時までには昼食がとれる
19時に家に帰り晩酌しながらゆっくり料理
自由に過ごし0時ごろには就寝
このように、飲食店の料理人を辞めてから規則正しい生活を手に入れることができました。
他の業界だったら当たり前の生活ですが、飲食業界で働いているとこうもいきませんよね。
夜はゆっくり寝れるので、8時ごろに起きて朝の時間を有効活用しています。
4.旅行に行けるようになった
気軽に旅行に行けるようになったのも、飲食店を辞めてよかった点です。
個人的な感想ですが、趣味だった旅行に気軽に行けるようになったのはとても嬉しいです！
飲食店で料理人をしていたときは週1回しか休日がなかったので、年末年始くらいしか旅行に行けませんでした。
しかし、今は週休は2日確実にあり、シフト制なので連休にすればいつでも旅行に行けるようになりました。
長期休暇も年に2回あるので、遠出の旅行にも行けるのもとても助かります。
このように趣味を満喫できるようになったのですが、飲食店で働いていたときには考えられませんでした。
5.仕事終わりに飲みに行けるようになった
友達や同僚と仕事終わりに飲みに行けるようになったのも、飲食店を辞めてよかった点です。
飲食店で働いていると仕事終わりが23時や0時を過ぎるのが当たり前なので、
友達と飲みに出かけたり、遊んだりできませんでした。
しかし、今は18時には仕事が終わるので、そのまま友達と集合して遊べるようになりました。
夕方に帰れる仕事の人がずっと羨ましかったので、これがかなり嬉しかったですね！
そのおかげで交友関係も昔より増えて、たくさんの人を知り合えるようになり
飲食店で働いていたときよりも視野が広がりました。
6.休日を有意義に使えるようになった
飲食店で働いていたときは、休日は「仕事の疲れをとるための日」でした。
夕方まで寝て、ご飯を食べて、また眠る。そして次の日には仕事。
休日は毎回そんな感じでした。
しかし、今では趣味の時間にしたり、友達と映画を見に行ったり、
サウナに行ったりと、とても有意義に休日を使えるようになりました。
休日のそこまで執着しなくなったので、仕事が始まっても「あと何日で休みだ…」など思わなくなり
精神衛生も良く健康的に仕事を楽しめています。
公開求人数は100,000件以上！気になる職種も求人も簡単に見つけられる！
診断ツールや転職関連の特集・イベント・セミナーが豊富！
転職を有利に進めたいならおすすめ！
＼まずは無料登録／
料理人を辞めて感じたこと・思ったこと
ここからは、飲食店を辞めて感じたこと・思ったことを紹介します。
- 周りは自分に対してそんなに興味がない
- やりたいことがたくさん増えた
- つらいことから遠ざかるようになった
個人的な感想も含まれますが、飲食店の料理人時代じゃ気づかないことばかりでした。
よかったら参考程度に読んでみてください。
周りは自分に対してそんなに興味がない
料理人時代は、周りの友達や家族などに「いつか自分の店を出すことが目標だ！」と言いふらしていました。
そのため「周りが期待してくれているからつらくても頑張らなきゃ」と思っていました。
しかし、料理人がしんどくなってからは、
「その人たちの期待を裏切ったら嫌われる…」
「将来は自分の店を出すと周りに言いふらしてたから、いまさら辞めたいとも言えない」
など思っていました。
しかし、思い切って料理人を辞めてみたら、周りの反応は思ったよりそっけないものでした。
そうなんだ！
次は何するの？
ふーん。まぁ、いいんじゃない？
好きなことやりなよ！
ここで思ったのは「思っているより他人は自分に興味を持っていない」ということ。
確かに逆の立場だったら同じ反応をすると思います。
この経験で、周りの視線を気にして選択肢を自分で狭めていることに気づきました。
今思うと「自分の店を出したい」という目標も、本気で思っていたことではなく
「周りに認められたいから」という不純な動機だった気がします。
周りの評価を基準に生きていると
自分が本当にやりたいことがわからなくなってしまいます。
人に嫌われる勇気を持つと結構楽に生きられますよ。
やりたいことがたくさん増えた
上記から続きますが、自分の思い込みで選択肢を狭めるのをやめてから、たくさんのことが変わりました。
- Webライターを始めた
- 昔から興味があった楽曲制作を始めた
- 運動するようになり健康的になった
- 朝早く起きて、有意義に1日をスタート
- 仕事終わりに同僚や友達と飲みに出かける
- 休みの日は旅行や趣味など、有意義に使えるようになった
仕事や生活スタイル、交友関係も広がり、毎日が充実するようになりました。
Webライターの仕事も少しずつ増え、本業と合わせると
料理人時代と大して変わらない収入になってきました。
同じ収入なのに圧倒的に自由な時間が増え、休みも週2日確実にあります。
料理人時代の閉鎖的な考え方をしていたときとは、比べ物にならないくらい楽しい毎日です。
昔からやりたかった音楽活動も始めて、
少しずつそこでも収入を得られるように毎日試行錯誤しています。
毎日9時に家を出て0時に帰ってくる生活では、
決して手に入れられなかった充実した日々を過ごしています。
つらいことから遠ざかるようになった
料理人を辞めてから、つらいと思うことからは遠ざかるようになりました。
昔は、「つらいことを克服してこそ成長できる」と思っていましたが、
「つらいことからはなるべく遠ざかってストレスをなくそう」と今は思うようになりました。
忙しい職場や、人間関係が多そうな職場は避けたことで心穏やかに毎日を送っています。
ただの根性無しと思われることもあり嫌味を言われることもあります。
そんな逃げてばっかりでどうするの？
もっと努力しなよ。
ですが、この考え方のおかげで自分のキャパシティ以上のことはやらないようになり
「嫌なものは嫌」と言えるようになりました。
私はお人よしなので、頼まれたことはできなくてもやろうとしていつも失敗していました。
今は自分のキャパがどのくらいか客観的に見れるようになったので
無理な仕事は引き受けず確実にできる仕事だけこなしています。
そのおかげで、仕事の評価も昔より高くなりました。
料理が好きになった
料理人時代は、正直料理を作る楽しさを忘れていました。
料理人になったきっかけは「料理が好き」でしたが、いつの間にか「料理が嫌い」になっていました。
しかし、料理人を辞めて時間が増えたことで、料理がシンプルに楽しくなりました。
「家に帰ったら料理を作り晩酌をする」
普通のことかもしれませんが、毎日0時に帰っていた料理人時代じゃ到底できません。
今はこの時間がとても好きで、「明日は何を作ろう？」と毎日を頑張る活力になっています。
まとめ：料理人を辞めることは悪じゃない
最後になりますが、料理人を辞めることは悪いことではありません。
つらい思いをしているなら、自分が楽しくなれる未来を想像しましょう。
料理人という仕事は、とてもやりがいのある素晴らしい仕事です。
ですが、本当に料理が好きな人じゃないと務まらない仕事です。
※こちらで詳しく解説してます！
今、料理人としてやっていけるか不安に思っている方は、一度自分を見つめ直してみてください。
「自分がこんなにつらいのは職場のせいだ」と人のせいにしないで、自分を変えるために行動に移してみましょう。
「好きなこと・得意なことで何不自由なく生活する」
これが今の私の目標です。
飲食店がきついなら転職エージェントを検討しましょう
今の飲食店がきついなら、やはり転職が現実的な選択肢です。
そして、転職エージェントの活用が一番おすすめです。
「結局転職エージェントかよ… どのサイトも同じことばっかり言ってる」
って思う人も多いと思いますが、やっぱり転職エージェントが一番転職に失敗しにくい方法です。
転職エージェントでのホワイト企業への転職経験がある私が保証します。
-
- キャリアアドバイザーが転職を徹底サポート
-
- 条件に合った求人を探して紹介してくれる
-
- 企業とのやりとりはキャリアアドバイザーが代行
-
- 書類作成・面接対策をサポート
-
- 年収交渉をキャリアアドバイザーが代行
転職エージェントでは、これらが全て無料で利用できます。
転職エージェントは費用がいっさいかからずに転職できるまで親身に対応してくれます。
その理由は、就職が決まった利用者の年収の数%を企業から報酬としてもらえるシステムだからです。
【飲食から他業種への転職に強い】フミダス
飲食業界からの未経験業界への転職をサポートしてくれる転職エージェント！
専任のキャリアアドバイザーは飲食業界出身者ばかり！
実体験に基づいた他業種への転職をサポート！
年間約10,000名（※）転職相談実績のノウハウあり！
※2021年6月から1年間の相談件数
| こんな人におすすめ！ | こんな人にはおすすめしない！ |
| ・飲食業界をやめたい ・飲食経験者からアドバイスしてほしい |
・飲食店を辞める気はない ・違う飲食店に転職したい |
＼飲食業界以外にもあなたが輝ける場所はあります！／
※無料登録はこちらから！
相性転職Personalfile
パーソナル適職診断と最先端AI技術であなたの特性を分析！
適正のある仕事や相性のいい企業を紹介！
経験豊富な適職カウンセラーによる転職徹底サポート！
求人紹介 自己分析 書類添削 面談対策など！
＼自分の天職がなんのか知りたい人はこちら／
利用は完全無料！まずは登録！
【CMでお馴染み！総合型の転職サイト】リクナビエージェント
「リクナビエージェント」は、株式会社リクルートが運営する転職エージェントです。
無料登録すれば、200,000件以上の非公開求人の中から
専属のキャリアアドバイザーが要望に応えた求人を紹介してくれます。
まだどんな仕事がしたいか決まっていなくても、
無料で相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
リクルートエージェントのHPでは、
志望動機や自己PRの書き方など、転職活動の参考になるコラムも読めるのも嬉しいポイントです。
＼業界最大級の求人数！非公開求人も豊富！／
※無料登録はこちらから！
コメント